こんにちは!
スタッフのERIKAです。
2015年9月27日(日)は陸上自衛隊武山駐屯地内に所在する
『陸上自衛隊高等工科学校創立60周年記念行事』に
『自衛隊サポーターズ ゆかさん』と一緒に行ってきました!
【取材:自衛隊プレミアムクラブ】
〜自衛官・防衛大生との真面目な出会い〜
高等工科学校とは将来陸上自衛官となるべき者を養成する学校です。
昭和30年に「生徒制度」が発足し、
昭和38年からは少年工科学校としてその教育が行われてきました。
平成22年度の自衛隊生徒制度の変更に伴い、
3年間を通じ普通科高校と同様の教育を行う「一般教育」、
自衛隊専門的な技術の教育を行う「専門教育」、
陸曹候補者として必要な防衛教養や各種訓練を行う「防衛基礎学」を主たる教育として実施します。
(高等工科学校HP参照)
そうです!将来陸上自衛官になる『高校生』なんです!
入口でこの日のプログラムを受け取ります。
敷地に入ると一番初めに目に入るのは立派な講堂です。
講堂では高等工科学校の歴史を見学する事が出来ます。
少年工科学校時代の校章です。
高等工科学校になってからの校章です。
制服も年代によってこんなに変わっているんですね☆
学生らしく規律正しい生活です。
日課時限は自衛官と概ね同じですね。
講堂の展示に魅入ってしまいました。
外ではオートバイドリルが行われていました。
このオートバイは偵察用バイクを使った演目です。
偵察用バイクは主に偵察活動を行います。
公道を走ることより山中を走ることが多いので、
隊員はオートバイの熟練した操作が必要になります。
私もオートバイドリルは初めて見ました!
続いて、高等工科学校名物の綱引きです!
8月から順次予選を行ってきた1~3年生合同チームで戦う綱引き(決勝戦)!
これも初めて見ました。
なんと綱引きスタートが地面に寝た状態です。
起き上がってから全力で綱を引きます。
優勝は紫のTシャツの区隊でした。
この決勝まで沢山の練習をしたのでしょう。
感動のフィナーレでした。
そしてお世話になった要員をみんなで胴上げしていました!
高等工科学校名物ファンシードリル部。
この日は演技には間に合いませんでしたが、日常の立ち居振る舞いが美しかったです。
ここで装備品展示を見に行きました。
『155mmりゅう弾砲 FH70』
イギリス、ドイツ、イタリアの3カ国で共同開発した火砲であり、現在の陸上自衛隊の主力火砲です。
通常弾での最大射程は約24kmです。
24mではなく・・・24kmです!
ハーフマラソンの距離を越えますね!
『88式地対艦誘導弾』
愛称は「シーバスター」
名前愛称からもわかるように、
日本沿岸に接近してきた侵攻艦船の打破を目的としています。
正面から見ると普通のトラックに見えます。
『通信車両』
このなが~いアンテナを使って野外の通信を可能にしてくれる車両です。
通信は本当に大事です!
そして『低空レーダー装置JTPS-P18』
アンテナ部分がびよ~んと伸びます。
ヘリコプター等の低い高度の航空機を捕捉するレーダーです。
続いて『NBC偵察車』
核・生物・化学、兵器対処用の装輪装甲車です。
簡単に説明すると密閉性が高く、毒ガスなどで汚染された場所での検知、観測が可能な優秀な車両です。
少し進むと人だかりが!
中央には大人気!『10式戦車』が展示を行っていました。
ヘルメットを装着させていただきました☆
乗員は意外とコンパクト!
車長1名(指揮をする人)砲手1名(大砲を撃つ人)操縦士1名(戦車を操縦する人)以上の3名です。
『92式地雷原処理車』愛称は「マインスィーパー」
この車両がまたすごいのです。
見た目のコンパクトさからはそのすごさが伝わりにくいのですが、
広範囲に設置された地雷などの障害物を排除し、
地雷原内に車両が通行する事が出来ます。
その地雷を除去する方法はロケット弾による爆破処理!
この車両が無いと危険区域に他の車両が入る事が出来ないんです。
『偵察用バイク』
今回訓練展示にもあった偵察用のバイクです。
一般の公道を走るのとは違い、隊員は高い練度(心身を鍛え技を磨く事)が必要になります。
自衛隊の装備の中で最も小型であり、
ヘリやゴムボートに積載し輸送する事も容易です。
このバイクに乗せてもらいました!
ヘルメットが重いです。
『87式偵察警戒車』愛称は「ブラックアイ」
むっちりボディが私は好きです!乗員は5名。
陸上自衛隊は100台以上保有する主力の装輪装甲車です。
パンクしてもお構いなしに走ります!
『96式多目的誘導弾』愛称は「96マルチ」
とっても珍しい光ファイバー有線誘導式ミサイルを積載しています。
発射されるミサイルの先端に赤外線カメラを搭載し送られてきた画像を確認する事が出来ます。
目標を追尾する事も、攻撃を途中でやめることも可能。
地上での対戦車、対舟艇も対応可能!
愛称の通りマルチに何でもこなせる凄腕の持ち主。
『96装輪装甲車』愛称は「クーガー」
陸上自衛隊の車両の中で一番多い装輪装甲車は軽装甲機動車ですが、
その次に多いのがこの96装輪装甲車です。
『82式指揮通信車』愛称は「コマンダー」
昭和58年から陸上自衛隊に部隊配備だれた初めての「国産装輪装甲車」です。
さすが!国産!と言いたくなる品質で水深1m程度の川ならば渡れます!
そしてもちろんコンバットタイヤ(パンクしても走ります。)です。
このタイヤを隊員は一人で交換できます。
いや〜すごいですね!
『軽装甲機動車』愛称は「ライトアーマー」
陸上自衛隊の中で一番多く保有されていてその数は1,780台!
個人的にお伝えしたいのは・・・エアコンの効きが良好です!w
こちらもCH-47での輸送が可能で、ある意味陸でも空でも活躍できます。
陸上展示を満喫した後は待望の売店へ!
この日も沢山のお店が出典されていました。
イベントに行くごとにお気に入りのグッズを購入するのも楽しみの一つだと思います。
もはや名物と言ってもいいと思います。
「自衛隊用品を買ってTポイントが貯まるファミリーマート」です。
↑これは全部ファミリーマート内で販売しています!
こんなに緑色のファミリーマートを楽しめるのも、
陸上自衛隊の施設ならではですね!
各区隊ごとの『のぼり』の投票会も行われていました!
渋いのぼりに一票!
ゆかさんに感想をいただきました。
『偵察バイクがすごかったです!実際にドリル展示を見た時は軽快に走っていたので、
自分がヘルメットを被ってみてこんなに重いのに綺麗にそろっていてすごいな!と思いました。』
高等工科学校には若さと情熱が溢れていました!
機会がありましたら是非一度訪れてみて下さい。
陸上自衛隊高等工科学校
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