こんにちは、久しぶりのOYAMAです。
2016年8月27日（土）に、
平成28年度富士総合火力演習（予行演習）へ行ってきました。
本演習は約2,400名の隊員が参加し、入場者数は約27,000名！
【取材：自衛隊プレミアムクラブ】
〜自衛官・防衛大生との真面目な出会い〜
総合火力演習（総火演）は、静岡県御殿場市にある東富士演習場で、
最新鋭の装備を駆使して行われる陸上自衛隊国内最大の実弾射撃演習のことです。
演習は前段演習と後段演習の2部構成になってまして、前段演習では陸上自衛隊の主要装備の紹介、 後段演習では島嶼部に対する攻撃への対応となります。
今年は、Cシート席ということで、最前列を目指して並んだんですが、 残念ながら2列目。更に目の前には自衛隊等の撮影部隊が。（泣） 今回は、会場の右半分の撮影は、厳しい状況となっちゃいました。
本番が始まる前に、それぞれ練習が行われるのですが、
その中で、偵察用オートバイによるジャンプのシーンで、
練習前に設置台とバイクのタイヤに、お清めの水？をかけてました。
知らなかった。
前段演習前に、音楽演奏があります。
今年は、E、C、A席前の3か所でいろんな楽曲が演奏されました。
10時になり、前段演習の開始です。
前段演習では、遠距離火力、中距離火力、近距離火力、ヘリ火力、
対空火力、戦車火力、空挺降下の順番で進んでいきます。
最初に、遠距離火力・特化火力です。
99式自走155mmりゅう弾砲、203mm自走りゅう弾砲、155mmりゅう弾砲が、
3km離れた二段山、三段山と呼ばれる丘陵へ砲撃をします。
99式自走155mmりゅう弾砲
203mm自走りゅう弾砲
155mmりゅう弾砲
全火砲による同時弾着射撃、TOT富士は今回は...撮影できず。
続いて、中距離火力・迫撃砲の81mm、120mm迫撃砲です。
今年は輸送ヘリCH-47に、120mm迫撃砲が吊るされ登場。
多用途ヘリUH-60から、隊員がリぺリング降下し、
迫撃砲のセッティング、そして砲撃。
次に、中距離火力・誘導弾。
87式対戦車誘導弾の発射シーンは撮影できませんでしたが、 会場でセッティングするシーンを見せてくれたので、それを紹介します。
続いて、中距離多目的誘導。
近距離火力・普通科火力では、
軽装甲車両から01式軽対戦車誘導弾を発射。
撮影部隊の隙間から何とか撮影できました（笑）
どれも、標的のど真ん中に命中！
次は対人狙撃銃による射撃ですが、今回は...撮影できず。
続いて、96式装輪装甲車による射撃
96式40mm自動てき弾銃
12.7mm重機関銃
96式装輪装甲車から隊員が出てきて、
06式小銃てき弾
89式5.56mm小銃
84mm無反動砲による射撃
110mm個人携帯対戦車弾
発煙弾
89式装甲戦闘車による射撃
次は、ヘリ火力。
AH-1Sから対戦車ミサイルTOW発射！
続いて、戦闘ヘリAH-64D！
30mm機関砲の威力は、ほんとすごい。
対空火力では、87式自走高射機関砲
35mm対空機関砲が炸裂！
続いて、戦車火力。
今回は、シート席なので、スタンド席よりも戦車との距離が近い分、
爆風と共に地響き的な振動も感じることができました。
始めに74式戦車の射撃です。
続いて、90式戦車の射撃です。
（すいません、発射タイミング合わず...登場シーンをどうぞ）
最後に、10式戦車の射撃です。
前段演習最後は、空挺降下。
これで前段演習は終了。
後段演習までは、15分くらい休憩時間があります。
その間、音楽演奏が行われます。
シート席ですと、足・腰が疲れますので、
皆、立ち上がったり、ストレッチしたりしています。
Cシート席から見た、会場の様子はこんな感じです。
続いて、後段演習。
島嶼部への占領を目的とする敵部隊を陸海空統合により
撃破するというシナリオで、オーロラビジョンに作戦の説明が映し出されます。
すると、
03式中距離地対空誘導弾、12式地対艦誘導弾が来ました。
多連装ロケットシステム（MLRS)が発射態勢へ。
続いて、P-3C哨戒機とF-2戦闘機が飛来したのですが、
雲のため見ることができず、爆音のみ。残念。
精密誘導爆弾LJDAMの爆発も、会場の右側なので撮影できず。（泣）
次は、敵艦艇への攻撃、中距離多目的誘導弾発射。
続いて、情報収集活動。
多目的ヘリUH-1が偵察用バイクを載せ、やってきました。
そして、敵上陸部隊への攻撃です。
戦闘ヘリAH-64Dが30mm機関砲による制圧射撃、撃ちまくり。
続いて、空中機動による機動展開。
多用途ヘリUH-60J、CH-47から、先遣部隊隊がリぺリング降下です。
更に、
輸送ヘリCH-47Jから、高機動車が出てきました。
続いて、偵察用オートバイがジャンプ！
次に、87式偵察警戒車の射撃
続いて、74式戦車！
突然、雨が強くなってきた為、撮影を一旦中止。
その間に、87式対戦車誘導弾、特科部隊による障害処理援護射撃、
92式地雷原処理車から地雷原処理用ロケット弾発射、
普通科部隊及び戦車部隊の攻撃がありました。
何とか10式戦車と最後の煙幕だけは撮影。
あっ〜、終わってしまった。もっと見たい。
終了時、いつもそんな気持ちになります。
各装備が射撃する度に大歓声と「ウォ〜！」という驚きの声で会場はハモり、
今年も大盛り上がりでした。
雨が更に強くなってきたので、装備品展示を観ずに帰路へ。
そう、これからバス待ちタイム！
雨の中、バス乗り場や駐車場へ向かう人達に対して、
自衛官からやさしい言葉や面白い話、更には士気を上げる言葉も交えながら、
バス待ちしているを私達の気持ちを穏やかにしてくれました。感謝です。
今年は雨で、退場する隊員達へ手を振ること、装備品展示を見ることが出来ませんでしたが、 自衛官に守られているという安心感を再確認でき、東富士演習場を後にしました。
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