自衛隊の“No.1マッチョ”が決定!『女子SPA!』にて紹介されました。
2020年10月16日(金)
『女子SPA!』にて、自衛隊プレミアムボディ2020の様子が取り上げられました。
自衛隊の“No.1マッチョ”が決定!自衛官の筋肉コンテストにドッキドキ
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国を守るため日々鍛錬を重ね、有事には身を挺(てい)して活動にあたる自衛隊員。その勇ましい姿に憧れる女性も多いですが、実際に彼らを見る機会はあまりないですよね。
2017年から毎年開催されているという「自衛隊プレミアムボディ」は、全国の基地・駐屯地から集まった18歳以上の現役自衛隊員・自衛官・防衛大学生の中から、肉体美No.1を決定するコンテストです。
毎年多くの観客を動員し、注目度もますます上がっているこのイベント。昨年は総勢500人を超える観客で大いに盛り上がったそうです。普段めったに見られない自衛隊員の筋肉美を堂々と拝めるなんて、なぜ今まで知らなかったんだ! ということで今回は、9月27日に開催された本イベントを観戦し、その様子をレポートします。
2020年は熱い要望に応えオンラインで開催
自衛隊プレミアムボディ事務局にこのイベントの狙いについて聞いてみると、<国民が自衛官の普段から鍛えられた“肉体”を体感する場の提供>と<自衛官の筋肉トレーニングに対するモチベーション向上>を目的としているそう。
出場選手と観客の数は年々増加し、今年度は選手と観客合わせて1000人を動員する想定で、横浜ランドマークホールにて開催予定だったそう。ですがコロナウイルスの影響で、今年の大会はいったん中止に。
ですがオンラインでの開催を希望する声が多数寄せられ、“完全オンライン”でコンテストを行うことを決めたそうです。(以下、<>内すべて自衛隊プレミアムボディ事務局のコメント)
予選は1分間のポージング動画で
というわけで、ZOOMでライブ中継されることになった今年の大会。
<より多くのお客様にコンテストを見てほしいという思いから、今年は完全無料に。また選手の出場料も無料にしました。とはいえ、選手も事務局も真剣に、本気で取り組みました>
そう、どんな状況であっても、選手たちにとっては真剣勝負。自らの立派な筋肉美を世間に披露するためには、まずは厳しい予選を勝ち抜き、決勝に進出しなければいけません。
その予選も、今年はオンラインで実施。出場希望者は、ポーズしている姿を1分以内の動画におさめてInstagramに投稿し、審査を受けます。
このInstagramでの予選で、今年は18名がファイナリストに選出され、決勝進出を決めました。
筋肉美のオンパレードに目が釘付け
いよいよ決勝戦。激戦を勝ち抜いた選手たちの肉体がついにお目見えします!
まずは、陸上自衛隊→海上自衛隊→航空自衛隊の各部門ごとの審査です。
フロントポーズ、サイドポーズ、バックポーズ、敬礼ポーズなど規定のポーズを取り、肉体美をアピールします。
審査員3名と一般観客による投票で、各選手に点数がつけられます。
でも、単に筋肉ムキムキなら高得点がつけられるというわけではないようです。 評価基準は、①健康美 ②全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル ③ポージング ④ウォーキングを含む身のこなし、見せ方 ⑤知性、品格、誠実さなどで、それらを吟味したうえで最も優れている人が勝者に選ばれます。
陸・海・空で三つ巴(どもえ)の戦いへ
陸・海・空の選手のパフォーマンスが終わると、各部門それぞれの勝者が決定します。さて今年1位に輝いたのは……この3名!
●陸上自衛隊
1位:秋本 慎太選手
●海上自衛隊
1位:茂木 良泰選手
●航空自衛隊
1位:三品 竜作選手
この3名でグランプリファイナルを行い、ついに総合グランプリが決定します。 果たして、三つ巴の戦いを制したのは……!?
グランドチャンピオンは、大会連覇中の強者
選手の皆さん、緊張した面持ちで結果発表を待ちます。観戦者である私も、固唾をのんで見守ります。では、発表です。
「自衛隊プレミアムボディ2020」栄えあるグランドチャンピオンは……
エントリーNo.9 海上自衛隊の茂木 良泰選手です!
【茂木選手コメント】
「今年は新型コロナの影響で、皆色々大変な思いをしながら、自分の課題にトライしたと思います。その中で自分は、自分との戦いで、3回目のチャレンジで陸海空の頂点、グランドチャンピオンを取れたというのはすごく嬉しいです。また続けて来年も頑張りたいと思います」
茂木選手は、昨年とその前年も海上自衛隊の部門で1位に選ばれたものの、グランドチャンピオンは今年が初。それだけに、喜びもひとしおだったようです。
<今年は総勢600名近くの方にご視聴いだだき、No.1選手を選ぶための投票率も100%でした。これは運営側としても大変嬉しく、盛り上げて頂いた観客の皆様に深く感謝しております。来年は、広いステージ上に選手が立ち、観客の皆様からの大きな声援を受けながら、第5回大会が開催することができればと強く願っております>(大会事務局)
熱気あふれる会場ではなく、オンラインで開催された「自衛隊プレミアムボディ2020」。筆者は今回初めてこのコンテストを観戦したのですが、家で観戦する今年のようなスタイルでもじゅうぶん楽しめました。もちろん、今後チャンスがあれば会場でも観戦してみたいですが! そして何より、国そして国民を守るために日々鍛えている自衛隊のみなさんに、あらためて感謝と敬意を感じる機会になりました。 <取材・文/青山文>