自衛官は体育会系?肉食系?
自衛官との恋活を希望されているみなさんは、自衛官に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
「体育会系」というイメージを持たれがちな自衛官なのですが、実のところは自衛官以外の男性とあまり変わりません。もちろん、体育会系の自衛官もいるのですが、自衛隊には体を張るお仕事もあれば、事務的なお仕事も多く、全体としては「いわゆる体育会系の人」はそう多くはありません。
体育会系のイメージからか、同じように恋愛に関しても「自衛官は肉食系」だと思っている方が多いようなのですが、肉食系・草食系の割合も、自衛官以外の職業の男性と同じくらいだと思います。恋愛に対してとても積極的な人もいれば、そうでない人もいます。
自衛官個人個人の肉食系・草食系は人それぞれですが、一方で、「自衛官は肉食系・草食系に関わらず、恋愛に積極的である」といえる面もあります。その理由は3つ。今回は、この理由をお話したいと思います。
彼女と一緒にくつろぎたい!
自衛官が恋愛に積極的な理由、その1。それは「くつろげる環境が欲しい」です。
幹部などの一部の人を除き、若い自衛官は「営内」と呼ばれる駐屯地・基地内の寮に住んでいます。休日は外泊もできるのですが、ネットカフェでは味気ないし、かといって営内にずっと居るのもなぁ……と過ごしている中、同じ部屋の隊員が毎週末彼女の家にお泊りに行っていたりすると「ああ、俺も彼女欲しいなぁ」という気持ちが沸き上がってくるんです。
実家暮らしやマンションで一人暮らしをしている男性は、彼女が欲しいと思いつつも、快適な住環境があるので「まあ、ひとりでもいいか」と落ち着いてしまったりしますが、営内暮らしの場合はその環境ゆえに「くつろげる環境が欲しい!彼女が欲しい!」とモチベーションが上がります。
家でゴロゴロにご注意を!
と、ここで注意点。自衛官が「週末ずっと営内にいるのは嫌だ!」と一念発起し、彼女ができた場合。
その彼女さんが実家住まいの場合は、どこかに一緒に出掛けて、一緒にお泊りするのも外で……となると思うのですが、彼女さんが一人暮らしの場合は高確率で「彼氏が毎週末家に入り浸る」ことになるかと思います。彼氏さんは週末だけの彼女の家なので、あえてお出掛けしなくてもそれだけでとても嬉しいのですが、彼女さんは毎日住んでいる自分の家なので、毎週毎週家に居るだけでは不満を持ってしまうこともあるでしょう。毎週毎週、家でゴロゴロしてるばかりじゃつまんないですよね。
しかし、彼氏さんはゴロゴロしているつもりは毛頭なく、「彼女の家にお出掛けをしている」という感覚。そこで、お互いの認識にズレが生じてしまいます。ですので、もし「家に居るだけでゴロゴロ」に不満を感じるようになったら、爆発する前にしっかりと気持ちを伝えましょう。何度も言いますが、彼氏さんは「彼女の家にお出掛けをしている」としか思っておらず、言わなければ彼女さんの気持ちは分かりませんので。
結婚するために、相手を見つけたい!
自衛官が恋愛に積極的な理由、その2は「早く結婚したい」です。これも、「営内」が大きく関係しています。
営内を出て、駐屯地・基地の外のマンションなど(これを「営内」に対し「営外」と呼んでいます)に住むには「規定の年齢以上、階級以上で、部隊長の許可を得た場合」という条件を満たしていなければなりません。ですので、年齢・階級が規定に達していなければ、営内に住み続けることになります。
ですが、年齢・階級が規定に達していなくても営外に住む方法があります。それは、結婚。という背景から、自衛官は他の職業の人たちに比べて早く結婚する傾向にあります。
結婚したいと思っても、相手がいなければそれは叶いません。だから、自衛官は肉食系・草食系に関わらず「彼女が欲しい」という意欲が高い人が多いのです。
ストレスフルなお仕事が終わったら……癒されたい!
自衛官が恋愛に積極的な理由、その3は「癒されたい」。
みなさんも、お仕事で疲れたときや落ち込んだりしたときに、「癒されたい」「彼氏に甘えたい」という気持ちになることがあるかと思います。それは自衛官も同じ。もちろん、自衛官以外の職業の方も同様なのですが、自衛官は特殊なストレスにさらされることが多々あるため、この「癒されたい」という気持ちがわーっと沸き上がることは、他の職業の人よりも多いといえます。
特殊なストレスが掛かるとき、それは例えば災害派遣。災害派遣での活動は、ときに人命に関わる任務と向き合うことになるため、そのストレスの大きさは半端ではありません。
そして、演習などの大規模な訓練でもストレスが高まります。演習では、「某国からこんな攻撃を受けたときにどう対処するか」といったように、本番さながらの状況で長期に渡る訓練が繰り返されます。本番さながらなので、自分の命に向き合わざるを得ない場合もあり、これも大きなストレスとなります。
こういった活動や演習、訓練の真っ最中に「彼女が欲しい」という思いがよぎることはないと思いますが、活動や演習、訓練が終わってふとひと息ついたときに、「ああ、癒されたい。彼女が欲しい」という気持ちが無性に沸き上がってくるんだそうです。
独身自衛官は絶滅危惧種!?
今回は、「自衛官は恋愛に積極的である」というお話でした。もちろん、その程度は人それぞれ差がありますが、他の職業の人と比べると、自衛官は全体的にこういう傾向にあると感じています。
そして、ぜひ自衛官との恋活をしたいみなさんには、自衛官に負けないくらい積極的に、今すぐにがんばって欲しいと思っています。というのも、その2で「早く結婚したい」と書きましたが、本当に自衛官は結婚が早く、20代のうちから独身者がどんどん減っていくんです。
独身者が少なくならないうちに、思い立ったらすぐ恋活!恋活も日々の生活も、積極的に楽しんでくださいね!